一般的に女性にとって厄介とされる毛穴とテカリ問題。
長い間テカリ悩みを抱えています
これらは年月を重ねるごとに既存のスキンケアや化粧品では手を打つことが難しくなってしまい、長年我慢してきたのが実のところです。
ところが、偶然見つけたある情報が私の視点を一変。
それは「アゼライン酸」という、私にとって全く馴染みの無い成分の存在。
アゼライン酸が毛穴やテカリに効果的という情報は、いざ自分が試すとなると、不安が湧き上がってくるのも事実。
だからこそ、私はアゼライン酸を試してみる決心を固めました。
アゼライン酸入りスキンケアを5品購入し、レビューしていきます。
※アゼライン酸、アゼライン酸誘導体は違いがあります。アゼライン酸がやや水に溶けにくい性質を持ち、アゼライン酸誘導体は水に馴染みやすい。こちらではアゼライン酸入り、アゼライン酸誘導体入りスキンケアの両方をレビューしています。
アゼライン酸とは?
アゼライン酸は、小麦粉やライ麦などの穀類に含まれる飽和ジカルボン酸で、催奇形性試験、遺伝毒性試験および耐性獲得試験がすべてで陰性であり、安全性が高い薬品です。
アゼライン酸の有効性は、海外ではすでに15%濃度の薬剤では確立されており、国際的な「ざ瘡治療アルゴリズム」の中でも、面皰から炎症性皮疹、集ぞく性ざ瘡にいたるまでの単独あるいは併用療法の第二選択薬として位置づけられています。
アゼライン酸には、皮脂の分泌抑制作用、角化の抑制作用及び抗菌活性、抗炎症作用、が報告されており、非炎症性皮疹と炎症性皮疹の両者に対する有効性が期待できます。
アゼライン酸の掻痒や刺激感は、外用レチノイドによる鱗屑や紅斑などの副作用とは異なることから、外用レチノイドに副作用を感じる患者様に対して有効な治療手段となりえます。
また、アゼライン酸には催奇形性がないため、妊婦の可能性のある女性に安心して使用できる特徴があります。
有楽町皮膚科HP アゼライン酸ページより抜粋
要約するとアゼライン酸は皮脂を抑制し、ニキビ菌増殖抑制や炎症の抑制する効果があるそうです。
またアゼライン酸は刺激がなく奇形を誘発しないので安心である、とも書かれていますね。
顔に直接ぬるので刺激がないのは非常にありがたいですね。
アゼライン酸入りスキンケアはドラストで売ってる?
すぐに試したかった私はドラッグストアなどに売ってないか調べてみましたが、実店舗のドラッグストアでは販売していないそうです(2023年9月時点)
インターネット上では気軽に買えるようなので私は楽天市場で購入しました。
ネットでは購入できるのにドラストで売っていないのは何故なんでしょう?
もっと身近で購入できるようになればいいですね!
私が購入したアゼライン酸入りスキンケア
トゥヴェール バランシングローション
アゼライン酸誘導体2%と含有率はそこまで高くはないのですが、こちらは洗顔後すぐにぬるプレ化粧水になっています。
肌に直接ぬるので効いているような気がします!?
私が購入した理由
- アゼライン酸誘導体2%と含有率低めなので初めて使う人にとっていいと思った
- 洗顔後すぐに顔に塗ってそのあとのスキンケアは変わりないという、使い方が簡単だった
- 楽天市場 で気軽に購入できた
- 約2,000円なので肌に合わなくても後悔しない値段かなと思った
使用方法
プレ化粧水なので洗顔後すぐにお肌に塗ります。
「500円玉大」のローションを手に取り、とありますが、100mlの化粧水なので私は鼻と頬の毛穴とテカリが気になるのでピンポイントで使っています…
使用感
無色無臭、肌にとってぬっても一切刺激はありません。
アゼライン酸は皮脂を抑制するとあったので、乾燥するなかな?と思いきや肌のかさつき感は私にはありませんでした。
アゼライン酸2%だから乾燥しづらいのかな?
鼻と頬のピンポイントで使っていますが皮脂が抑えられてよかったです。
ノーメイクだと効果を感じにくいですが、ファンデーションを塗ると使う前と違いを実感できると思います。
※アゼライン酸は刺激がないと言われていますが、合わない方はもちろんいるので痛みや赤み等出たら使用を中止しましょう。
COSMEDON コスメドン アゼライン酸誘導体溶液 +グリシルグリシン15%高濃度美容液 5mL
商品名:オカズ アザジージー15(OKAZ AZAGG-15) です。
アゼライン酸10%、グリシルグリシン5%の美容液です。
こちらは5mlのお試し商品となっているので、初めてアゼライン酸を使いたい方にもピッタリです。
お値段も660円とお手頃なので手を出しやすい!
私の中で「アゼライン酸がたくさん含有された方が効果があるのでは?」と思っていたのですが
高濃度過ぎても乾燥しすぎてしまうのですね💦
考え抜かれた結果アゼライン酸10%なんだそうです。
※↓こちらの商品は人気があるためたびたび売り切れになっていることがあります↓
お試しして気に入ったら20mlのものもあります。
私が購入した理由
- お試しするのにちょうどいい量、値段も1,000円以下とプチプラだったので手を出しやすかった
- 楽天市場 で気軽に購入できた
- 化粧水を塗った後に顔に塗るという今までのスキンケアにプラスしやすかった
- アゼライン酸10%と含有率高めだがいきなり普通サイズを買うのに抵抗があった
使用方法
私の場合普段のスキンケアにプラスしたいので美容液と乳液の前に塗っています。
そして貴重なアゼライン酸なので鼻と頬のピンポイントで使用しています。
手軽に通常のスキンケアにプラス出来ていいですね!
(コスメドンのGOHANとOKAZを混ぜてオールインワンとしても使えるみたいです)
使用感
こちらの商品はアゼライン酸10%ですが、無色無臭でピリピリとした刺激はありませんでした。
少しとろみがあり、塗ってしばらくするとペタペタする感じがあります。
私は顔全体ではなく毛穴とテカリが気になる鼻と頬のピンポイント使いをしているので乾燥した感じはなかったです。
乾燥する目周りには塗らないようにしています
鼻や頬のテカリが使用前と比べて抑制されていると思います。
ノーメイクだと効果を感じにくいですが、ファンデーションを塗ると使う前と違いを実感できると思います。
※アゼライン酸は刺激がないと言われていますが、合わない方はもちろんいるので痛みや赤み等出たら使用を中止しましょう。
KISO アゼライン酸誘導体15% 配合美容液 バランシングエッセンス AZ 30ml セラム
アゼライン酸誘導体が15%配合されている美容液です。
15%って結構高濃度のアゼライン酸ですね。
美容液はスポイトで吸い上げて手に数滴出すシステムです。
私が購入した理由
①アゼライン酸15%と高濃度
②30mlも容量がある
③低価格という理由で買ってみました!
なんでこんなに安いのか?と思ったら
自社工場で製造し販売している、高額な広告を使用していない、ということで低価格で提供できるとのことです。
消費者としては物価高の世の中で低価格で提供してくださるのは非常にありがたいです!
使用方法
『お化粧水の後に3.4滴手に取りご利用下さい。朝・夜ご利用頂けます。』
と書いてありました。
3,4滴はちょっと少な目かな?と思いましたが、皮脂や毛穴の気になるところにピンポイントで塗ればいいので適量だと思います。
使用感
無色透明の液体で無臭です。
少しとろみがあり、塗ってしばらくするとペタペタする感じがあります。
肌に塗ってもピリピリとした刺激はありませんでしたが、顔の中でも乾燥している部分には塗らないようにしています。
アゼライン酸が15%なので皮脂の気になるところにのみ塗りましょう。
※アゼライン酸は刺激がないと言われていますが、合わない方はもちろんいるので痛みや赤み等出たら使用を中止しましょう。
KISO アゼライン酸 20%配合フェイスクリーム キソ バランシングクリームAZ 20g
アゼライン酸誘導体が20%配合されているクリームです。
20%って高濃度のアゼライン酸ですね。
クリームはチューブに入っているので少しずつ出して使っていきます。
手のひらサイズですが使う量が少ないので安心してください!
小さくて軽いので旅行など持ち運びにも便利です。
私が購入した理由
①アゼライン酸20%と高濃度
②20gなら軽いので持ち運びが楽
③低価格
という理由で買ってみました!
なんでこんなに安いのか?と思ったら
自社工場で製造し販売している、高額な広告を使用していない、ということで低価格で提供できるとのことです。
消費者としては物価高の世の中で低価格で提供してくださるのは非常にありがたいです!
使用方法
『朝晩化粧水や保湿液などでお肌を整えたあと、適量を手に取り、気になる部分にやさしくなじませてください。』
とKISOのサイトには書いてありましたが
商品が届いた際についてきた説明書には夜のみご使用くださいの文言が。
どっちなんでしょう?
私は一応夜だけ使っています…
使う量は『米粒大』とも届いた説明書には書いてあり、皮脂が気になるところにピンポイントで使うので私は適量だと思いました。
使用感
白色のねっとりとしたやや固めのクリームで無臭です。
指に取ってから皮脂の気になる部分にだけよくすりこんでいきます。
肌に塗ってもピリピリとした刺激はありませんでしたが容量が少ないのでもったいないのと、全顔に塗ると乾燥した感じがします。
アゼライン酸が15%なので皮脂の気になるところにのみ塗りましょう。
※アゼライン酸は刺激がないと言われていますが、合わない方はもちろんいるので痛みや赤み等出たら使用を中止しましょう。
NIKIPITA AZシリーズ 20%アゼフィットスポッツ
アゼライン酸20%配合されたクリームです。
20%って高濃度のアゼライン酸ですね。
クリームはチューブに入っているので少しずつ出して使っていきます。
手のひらサイズですが使う量が少ないので安心してください!
小さくて軽いので旅行など持ち運びにも便利です。
私が購入した理由
①アゼライン酸20%と高濃度
②10gなら軽いので持ち運びが楽
③ニキビや吹き出物にききそう
という理由で買ってみました!
使用方法
『朝晩の洗顔後、清潔な手に適量をとり気になる部分に塗布します』と書いてありました。
10gと量が少ないので皮脂が気になるところにだけピンポイントで使っています。
使用感
白色のやわらかめのクリームで無臭です。
アゼライン酸配合ときくとさっぱりしているイメージがありましたが、しっとりとしていてかさつく感じはなく、刺激もなかったです。
洗顔後にこちらのクリームを塗りその直後に化粧水を使うと化粧水が肌になじみづらい…
クリームを塗ってから5分くらいは間をあけてから次のスキンケアをした方がいいかなと思いました。
※アゼライン酸は刺激がないと言われていますが、合わない方はもちろんいるので痛みや赤み等出たら使用を中止しましょう。
結局どれが一番好き?
私の独断と偏見ですが
COSMEDON コスメドン アゼライン酸誘導体溶液 +グリシルグリシン15%高濃度美容液です。
理由としては
- スキンケア後に肌に直接載せられる
- 美容液タイプ
- 肌なじみがイイ
です。
まだまだアゼライン酸入りスキンケア商品はあるので、お気に入りの商品が今後さらに見つかるかもしれません。
スキンケアは口コミだけでは自分に合うかわからないので、自分でどんどん試していくしかないですよねえ…
これからもアゼライン酸を使っていく
今回自分が実際に購入したのは5商品です。
これを書いている時点でアゼライン酸入りスキンケア用品を1年ほど使っていますが
使っている日と使っていない日の皮脂の出方が全然違う、と
毛穴の開きが少し落ち着いてきた気がする?という効果を感じています。
特に頬の毛穴は変化がわかりやすい
そしてほかのアゼライン酸入りスキンケアも気になる…
口コミや自分の肌の調子を考慮しながら、今後もアゼライン酸入りスキンケアを使い続けていきたいと思います。
↓私が次に使ってみたいアゼライン酸入りスキンケア↓