不妊治療をやめた子どもはいなくても結婚生活は続く

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こんにちは。無理しない主婦です。

私は結婚して7年目になりますが、子どもがいません。

そして1度も妊娠したことがありません。

結婚したときはいつか子どもが出来るんだろうなと思っていましたし、自分に子どもが出来ないなんて微塵も思っていませんでした。

そして不妊治療をすれば子どもが出来ると信じていました。

不妊治療を途中で辞めてしまった私ですが、その理由について書いていこうと思います。

こんな人にオススメの記事です

  • 不妊治療で妊娠できなかった人の話をあまり聞いたことがない
  • 不妊治療をやめようか迷っている
  • 夫婦間で不妊治療に対する意見が合わない
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不妊治療をしていた頃

結婚する前から生理不順で婦人科に通院していました。

もともと卵巣の病気があることは知っていたので、結婚して子どもが欲しいと思った時に20代後半から不妊治療を行っている病院に転院しました。

そこの病院では卵巣の手術もしましたし、毎月何回も病院に通っていました。

当時は正職員で働いていたので仕事終わりに病院に行くのは大変でしたが

『いつか妊娠できるなら頑張らないと』とポジティブでした。

時間もお金もかかるけど将来の我が子のためならしょうがない、結果が出なくても次こそは大丈夫!と自分に言い聞かせていました。

不妊治療中は子どもが出来なくてたまに家で泣くことはありましたが、基本は前向きでポジティブでした。

不妊治療を始めて2年、1度も妊娠することはありませんでした。

私は不妊治療をすることで一喜一憂することに疲れてしまい、不妊治療をやめることを決めました。

30代前半のころです。

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不妊治療を辞めた理由

夫がそもそも不妊治療に反対だった

不妊治療をしたいと夫に話したときに最初に言われたことは

『人間の手で命を作り出すなんておかしくない?』でした。

それを聞いたときは『こんな人と結婚しなければよかった』と心底思い、今も…少し思っています。

愛する人と結婚してその人との子どもが欲しいと思うことは自然だと思いますが、人類全員が不妊治療賛成というわけではないのですね。

当時は私は子どもが欲しかったので夫を説得し、私の病気のせいで不妊治療を行うため(夫には異常がありませんでした)治療費は私が全部払うと自ら言いました。

文句を言いつつも治療自体には協力的だったのでその点は夫に感謝しています。

しかし私が卵巣の手術をすると決めた時に『退院する日は職場の飲み会があるから自分で食事とかテキトーに食べてね』と言ってくるような夫です。

私のことはそれほど大切に思っていないのかもしれません。

そして夫はそもそも子どもが嫌いでいないほうがいい、という考え。

子どもが出来ないからといって夫が落ち込むことは1度もありませんでした。。

夫は普段は優しいし一緒にいて楽しいけれども。

夫との子どもが出来ても育児には協力してくれないだろうと先のことを考えてしまいました。

私だけが子どもを望んでいた。

そのことに気づき、絶望し30代前半で不妊治療をめました。

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夫の転職で引っ越すことが決まった

私たちが不妊治療をやめた数か月後に夫が突然転職活動をし始めました。

すぐに就職先は決まりましたが、勤務地は私たちが住んだことのない土地でした。

大学を卒業してから10年ほど住んでいた土地を離れることになり、引っ越した時に新型コロナウイルス感染症の騒ぎもあり不安でいっぱいでした。

引っ越した土地には友達も親せきもおらず、誰も頼りになる人はいません。

今住んでいる土地で妊娠出産したとしても、誰も頼ることが出来ません。

夫は子どもが嫌いなので頼りにならない、おそらくワンオペ育児になると妄想してしまいます。

不妊治療を行っているクリニックは通える範囲にありますが、引っ越しをしてからそういったクリニックに通うことはしませんでした。

慣れない環境下で自分のことでいっぱいなのに育児なんて出来るわけがない、そう思ってしまいます。

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本当は子どもが欲しい?

もしも『お金や環境は一切無視して、子どもが欲しいですか?』と聞かれたら

私は迷わず『はい』と答えると思います。

お金のことや住んでいる環境に不安はありますが、純粋に子どもが欲しいと思っています。

しかし不妊治療をやろう、とは今のところなりません。

自然に授かれたらいいと思いますが、結果が必ず出るわけではない治療にお金をかけることは正直イヤだなと思います。

追記 子宮頸がんで子宮全摘

この記事を書き終えて1年後に子宮頸がんで子宮全摘をすることになりました。

私の不妊治療は永遠にできなくなりました。

ガンになる前にもっと不妊治療を続けていればよかったのでは?という後悔があります。

後悔だらけの人生です。

そしてガンの再発転移におびえながら生活しています。

ガン患者でありながら育児できただろうか?と思うとこれでよかったんだと思いたいです。

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まとめ

不妊治療をやめた原因は

  • 自分の心が折れてしまった
  • 夫の不妊治療反対
  • 夫の転職による引っ越し

です。

私は今でも子どもが欲しいと思っているけれども、一人願ったところでどうしようもありません。

今でも自分の人生このままでいいのかなと迷いながら生きています。

年齢のことを考えると今すぐ不妊治療をしたほうがいいと思ったり、また結果の出ない日々に絶望しながら生きるのはイヤだと思ったり。

自分でも矛盾を感じています。

つらつらと書き連ねてしまいましたが、不妊で悩んでいる方にこういう人もいるよ、と知ってもらえれば幸いです。

とりあえず私は今日もなんとなく生きています。