開腹手術子宮頸がん術後の痛み体験談

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こんにちは、無理しない主婦です。

私は子宮頸がんと診断され、子宮全摘かつ周囲のリンパ郭清を開腹手術にて行いました。

術後半年以上経過し、今ではすっかり自由に体が動くようになり元気でいられることに非常に感謝しています。

しかし手術前の私は

「術後はつらいことしかない」

「痛みに耐えられるだろうか」

「社会復帰なんて無理」と思っていました。

子宮頚がんの開腹手術のことをネットで調べてもあまり情報がないんですよね…

(患者数がそこまで多くないからか?)

そこで私が術後に感じた痛みに関することをまとめてみたので、手術をこれからする方の参考になればうれしいです。

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開腹した傷の痛み

術後3日くらいまで硬膜外麻酔が効いているので(背中に麻酔を入れるための管が術後も留置されている)痛みはありません。

硬膜外麻酔の管を抜去後も痛み止めの点滴をしてもらえるので安心してください。

術後1週間くらいでシャワーを浴びられますが、水をかけても一切染みたり痛いということはありません。

ただ見た目がいかにも傷ってかんじなのであまり見ないことをオススメします。

術後は腹帯に血液や浸出液が結構付着するので最初はびっくりすると思いますが、痛みとは関係ないので見た目でビビらないようにしましょう。

術後~入院中は下腹部やお尻周りの浮腫、重たい感じのほうがつらかったかな…

傷の痛みはそこまで心配しなくていいと思います。

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管を抜くときの痛み

腹部のドレーン

私の場合下腹部左右にそれぞれ1本ずつドレーン(骨盤腔内にたまった血を体外に出すための管)が留置されていました。

医師が毎日排液の色や量をを確認して「もうドレーンいらないね」となったら抜いてくれます。

私はこのドレーンを抜くときめちゃくちゃ痛いんじゃないかとビビッていたのですが、ニュルッとした感じはあるものの痛みはなかったです。

腹部に1㎝弱の傷がありますが、テープでふさいでくれるのでシャワーを浴びてもまったく痛くないです。

ちなみに術後半年でドレーンの傷はぱっと見わからないくらい薄くなりました。

硬膜外麻酔の管

開腹手術の前に手術台で背中を丸めさせられ脊髄内に管を入れられます。

(背中に表面麻酔をされるので管を入れるときに痛みはなく、背中の違和感があります)

硬膜外麻酔で手術をしたのですが、術後数日この麻酔のおかげで痛みをそこまで感じずに生活できます。

硬膜外麻酔の管を抜くとき、脊髄内に管って絶対痛いでしょと思っていましたが、抜くときにニュルっとした感じはありますが痛みはありません。

抜いた後も背中の傷からなんか出てきたりということもなくシャワーを浴びても痛みはありません。

硬膜外麻酔に助けられることが多いので、痛みのことは心配しなくていいと思います。

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尿道カテーテル

術後1週間ほど尿道カテーテルを入れたままにされます。

尿カテを抜くときはしっかりと息を吐いて脱力すれば痛いことはありません。

しかし私の場合尿道カテーテルを留置していたことで尿道や膀胱に傷がついしまい、膀胱炎になってしまいました。(血尿や汚い尿が出ていました)

傷のせいなのか膀胱炎が直るまで尿道口のヒリつきと頻尿で入院中は悩みました。

膀胱炎にさえならなければ痛みはないと思います。

予想外の痛み

手術とは一切関係ないのですが、予想していなかった術後の痛みを3つほど書いていきます。

腰の痛み(ベッドがあわない?)

入院開始~術後3日くらいまでベッド中心の生活をしていました。

術後4日目くらいから腰痛が出現し、最初は「術後のせい?」と思っていましたがベッドに長時間腰掛けたり横になっていることが原因だと気づきました。

腰痛が出てからはなるべくベッドわきに置いてあるイスを使い、イス中心の生活にしました。

スマホで動画を観る、ご飯を食べる、本を読むといった事はベッドで行わないようにしました。

夜が近づくにつれ「ベッドに寝たくないなあ」と憂鬱な夜を過ごしたの懐かしいです。

※私は比較的元気だったので離床していましたが、具合の悪い時は無理はしないように。

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脚の筋肉痛(歩きすぎ)

術後1日目から病人なのに歩かされることには大変驚きました。

「たくさん歩かないと回復しないよ」と先生や看護師さんに言われるはずです。

私は術後1日目はめまいと吐き気で5歩しか歩けなかったのですが、術後2日目から調子が少しずつ良くなりとにかく病棟内をひたすら歩きました。

するとたくさん歩くことで脚が筋肉痛になりました。(普段の運動不足のせい?)

退院直前にスマホの万歩計を見たら9,000歩以上歩いていてびっくりした記憶があります。

ただ歩くだけなら筋肉痛にはならないのですが、術後下腹部をかばうようにして猫背でゆっくり歩いたり、たくさんの管でつながれていた時は管が抜けないように気を使ったりととにかく気を使います。

普段使わないような筋肉も使うため、たくさん歩きたい気持ちはほどほどにしつつ、休みながら体を回復させていきましょう。

導尿時の痛み

子宮の手術なのでその際に神経を傷つけてしまい自力で尿が出なくなる方がいらっしゃいます。

私は幸運なことに尿道カテーテル抜去後から自力で尿がジャージャー出ました。

しかし自尿があっても膀胱内に尿が残っていないかを確認するために看護師さんが導尿して残尿を計測するというのが数日続きます。

この導尿するときにちくっとした痛みと違和感があります。

私は膀胱炎にもなっていたので余計に痛みを感じてしまいましたが、残尿が少ないので導尿はそこまで回数を重ねずに済みました。

もしも自尿がなく退院後自己導尿になっていたら…と考えると恐ろしいです。(毎回痛い思いをするんだろうか)

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術後困ったことがあったら

ここまで開腹手術後の痛みに関することを書いてきました。

私の場合は痛みはあまりなく、むしろ痛み以外の吐き気(硬膜外麻酔の影響)下痢(普段快便なのに下剤を飲まされたことによる)頻尿(尿カテ留置による膀胱炎)がつらかったです。

入院中看護師さんがずっと忙しそうにしているのでナースコールが押しづらい…

しかし我慢し続けたことで命に関わるような状態となっても時すでに遅しです。

体のことでつらいことがあったらすぐに看護師さんに相談しましょう。

現代の医療は患者さんに苦痛をあまり感じさせないようになっています。

痛みに耐える、ということがないように術後快適に過ごせることを祈っています!

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