さみしいむなしい人生ではない子なしのメリット

こんにちは。無理しない主婦です。

以前のブログで不妊治療をやめた話をしました。

現在住んでいるマンションで、街で、職場でいろんなところで家族連れを見ていると

私にはなんで子どもが出来ないんだろう、私は不幸だ、という思考回路が出来上がっています。

前よりは卑屈になることは減りましたが、子どものいる家庭がものすごく羨ましいです。

そこで自分自身に言い聞かせるために、子なし主婦にメリットはあるのかということを考えました。

とにかく自由な生活

子なし主婦の一番のメリットはとにかく自由に尽きると思います。

遅くまで寝る、好きなときに買い物や旅行に行く、など子どもがいたら色々制限があるのに対して子なし主婦はなんの制限もありません。

子どもがいる方によく言われるのが『てんやわんやで自分のことは二の次』『あっという間に一日が過ぎる』といったこと。

365日24時間、子どもの命を守るということはものすごく大変なことなのは想像できます。

子どものいる方が大人だけで食事をしていた時に

『気を遣わないで食事っていつぶりだろう。今ものすごく楽しい』

『コミュニケーションとれるって素晴らしい』と言っていました。

私が当たり前に過ごしている自由な時間は、子どものいる方々には手に入りづらい時間だと思います。

お金に余裕がある

子なし世帯全員に当てはまることではないと思いますが、子どものいる家庭よりはお金に余裕があると思います。

高校生と大学生のお子さんがいる方が『学費に部活にお金がどんどん消えていく』と言っていました。

子どもには部活や習い事などいろんなことをさせてあげたいし、子どもが望む学校に通わせてあげたいと親は思うはずです。

自分自身、家がそこまで裕福ではなかったので私立学校は通わない（通えない）と自覚していたし

高校のときに遠征などでお金のかかる部活を金銭的理由のため途中で辞めたこともあります。

お金がないのは夫婦2人なら我慢できるけれども。

子どもには我慢させたくないなと思ってしまいます。

育児の大変さを知らない

人間を育てることが大変ということは子どものいない私にも容易に想像できます。

そして私の母が言っていた非常に考えさせられる言葉。

育児はゲームみたいに途中で嫌になってやめることができない。

攻略本がないから正解もわからないし本当に育児は難しい。

私の母は私と弟を育てました。

私はいわゆる普通の大人になりましたが、弟は大学を卒業後は正職員として働いたことがなく30歳を過ぎてからもずっと実家暮らしのフリーターをしています。

弟は大学を留年するわ、借金してギャンブルにハマるわ、派遣社員やバイトも嫌なら3日で辞めるわで、一般社会でやっていけそうな人間ではありません。

↑ 扶養内パートで働いている私が言えるセリフではありませんね。

母は私も弟も同じように育ててきたつもりだしどうしてこうも違うのかわからないよ、と言っています。

そして母は弟が問題を起こすたびに何度も叱ったりブチ切れたり母なりに教育してきました。

弟には全く母の気持ちは届いていません。

（弟は母親が離婚して家を出てか一度も会っていません）

母は不妊治療なんて一切せずに子どもを授かりましたが、私は母を見ていると

『もし自分が母なら弟を育てられるかな…』と子どもを持つことに不安があるのも事実です。

私は母に不妊治療をしていたことを一切話していませんが、子どもがいないことを責められたことは一度もありません。

母は育児の大変さをわかっているのであえて私には子どもの話をしないのかもしれません。

まとめ

子なし主婦のメリットは

1. とにかく自由
2. お金に余裕
3. 育児の大変さを知らない

の3点だと私は思います。

ここからは私の考えですが。

子どもがいるから幸せ、子どもがいないから不幸、と考えるのはあくまで自分です。

それぞれの家庭で何かしら問題や苦労を抱えてみんな生きています。

子どもがいても不幸だと思っている人もいれば、子どもがいなくても幸せだと思っている人もいます。

私は今でも子どものいる家庭を目の当たりにすると羨ましくてしょうがないですし

なぜ自分には子どもがいないのだろうと惨めな気持ちになるときもあります。

しかし今の生活に満足しているので自分は不幸だ、と考えることが以前と比べてだいぶ減りました。

これからも子どもがいないことに対していろんな葛藤があると思いますが、自分は不幸だと思わないように生きていきたいと思います。