北海道民が関東に移住して違いに驚かされた

こんにちは。無理しない主婦です。

私は現在関東在住ですが、それまでは北海道に住んでいました。

そして私の地元は北東北なので、雪の多い地域にしか住んだことがありませんでした。

旅行では何度も関東に来たことはあったのですが、住むようになってからいくつか驚いたことがあります。

今ではすっかりこの地になじみましたが、引っ越してきたばかりの頃は関東の文化（？）に戸惑い夫にこんなところ来るんじゃなかったと文句を言っていました。

それでは北国の人間が関東に住みだして驚いたことを7つ紹介したいと思います。

とにかく歩く、歩かざるを得ない

関東は電車が発達しているので、どこへ行くにしても電車で移動しています。

現在は自家用車を持っていないため必然的に電車に乗ることになるのですが、引っ越してきたばかりの頃に思ったのが

とにかく歩く距離が長い。

電車に乗る際のホーム階段の上り下り、電車の乗り換えのために駅構内の移動など『電車に乗る』の一言の中に『たくさん歩く』という行為が含まれていることに驚きました。

そして関東に来てからいろいろな街に遊びに行きましたが（それも電車で行きました）一つの街の中で遊んでいても移動の際は歩かなければなりません。

関東の方々は体力があるというかたくさん歩くことが子どものころから当たり前になっていて非常にアクティブだなと思いました。

（通学で満員電車に乗っている子どもたちは非常に尊敬します）

通勤するにしても遊ぶにしてもまずは歩かなければならない。

関東に住むならまずは歩いて体力をつけたほうがいいです！

道路が狭い

私はかつて積雪量が多い所に住んでいたので、冬に雪がたくさん積もっても道路が塞がれないように車道は片側二車線が多く、歩道は横に並んで3人くらいは余裕で歩けるほどの道幅には余裕のある地域でした。

しかし現在住んでいるところの車道はほぼ片側一車線ですし、歩道は並んで歩けずすれ違う時に相手にぶつからないよう気をつけなければなりません。

たまにカーシェアリングで近場をドライブしようかな、と関東に引っ越してくる前は思っていたのですが、あまりにも道路が狭く歩行者との接触が怖いためこちらに来てからは一度も運転していません。

関東は駐車場料金が高く自家用車を持ちづらいんですよね。

マイカー通勤をしている方には『すごいですね！朝から車を運転できるなんて。』と言ってしまいます。

今後道幅が急に広くなる、ということはないと思うので関東でも気楽に車を運転できるようになることが目標です。

雪が降らなくても家の中がものすごく寒い

私が今まで住んでいたところは冬はマイナス10度以下だったり、雪が積もりすぎて歩道がなくなって車道を歩いたりすることがよくありました。

関東の冬は雪がほとんど降らないし、寒くても0度くらいなので冬は楽勝だと思っていました。

しかし、関東は窓が二重になっていないので外気が家に入りやすく壁も薄く、家の中はストーブではなくエアコンで部屋を暖めるのでなかなか家が暖まらず、かなり厚着をして冬を過ごしていました。

また外も風が冷たく、北海道にいた頃と同じアウターを着ていますがちょうどよく感じます。

引っ越しする際に分厚いダウンコートはもういらないよなあ、と思っていましたが捨てなくて本当に良かったです。

関東の冬は寒いので防寒対策はしっかり準備しておきましょう！！

マンション・アパートの玄関が外にある

関東はほとんど全てのマンション・アパートの玄関が外にあることに驚きました。

私の家の近くに高層マンションがあるのですが、そこのマンションも玄関が外にあるため、人が家の中に入っていく様子が丸見えです。

北海道のマンション・アパートは雪が降るせいなのか玄関が屋内にあって、共同玄関を出るまで雨や雪を浴びる事はありませんし、外から自分が家の中に入っていく様子を見られることはありません。

（もちろん北海道にも玄関が外にあるマンション・アパートはちらほらあります）

関東の女性の一人暮らしだとストーカーに家を特定されてしまうのでは？と私は心配しています。

また台風や大雨で玄関がびしょ濡れになりそうなのも不安になります。

玄関が外にあることで今のことろ不便な点はありませんが、今でもなんとなく違和感があります。

北海道の人＝舌が肥えている、と思われる

北海道は魚介類、野菜など美味しいものがたくさんあって、北海道のお土産（特にお菓子）は何を渡そうか毎回悩んでいました。

個人的にこれが好きです↓↓↓

しかし関東にも美味しいものはたくさんあって今まで『不味い』と感じた事は一度もありません。

関東に移住してから飲み会に誘われたのですが、私が席に着いたとたんに幹事の方が

『北海道から来た方は舌が肥えているのにこのお店を予約してごめんなさい』

と謝ってきてびっくりしたことがあります。

（そのお店は魚がメインのお店で刺身をはじめたくさんの魚介類メニューがあったがどれを食べても本当に美味しかっです）

私は一般庶民なので何を食べても美味しく感じる体質ていうのもあるかもしれませんが。

しかし一つ言わせてもらえば、北海道のお土産の方が選ぶのに悩んでしまうほど種類が豊富で味も美味しくクオリティは高いと思います。

関東のお土産も開拓していかなくては！！

元道民はまつじんが恋しい…

北海道にいたころは冷凍庫に必ず松尾ジンギスカン を常備していました。

朝から解凍しておいて野菜ミックスやうどんと炒めれば時短で美味しい立派な一品になります。

ジンギスカン鍋がなくてもフライパンやホットプレートで何の技術もなくただ焼くだけなので非常に簡単。

松尾ジンギスカン は関東のスーパーには北海道物産展がない限り売ってないので通販で買うしかないですね。

食べたことない方にはぜひ一度お試ししてほしい！

夏はエアコンがないと生命の危機を感じる

私が北海道に住んでいた頃、マンション・アパートにエアコンが備え付けの家はありませんでした。

（探せばあると思いますが大体の家にはエアコンはないです）

夏の北海道は30度超えの暑い時期が1週間くらいはありますが、冷房をつけなくてもなんとか過ごせるレベルです。暑いは暑いのですが💦

しかし関東は35度を超える日が何日もあり、夜になっても30度近い日は日常的にあります。

正直こんなに関東の夏が暑いとは思ってもいませんでした。

冷房を1日中つけっぱなしにしていないと呼吸が苦しくなるほど部屋が暑くなってしまいます。

電気代を節約したいのも山々ですが、熱中症になって病院にかかるくらいなら冷房使おうとなります。

とくに北国出身の暑さには強くない方々は、我慢せずに夏は冷房を使うことをオススメします。

夏は日焼け止め必須

私は元々色白なのもあるが、関東に引っ越してからいろんな方から色が白いですねと言われます。

昔は外の部活で全身真っ黒に日焼けしていたし、関東に来てから日焼け止めをあまり塗っていないので真っ白！という感じではありません。

なんなら私の北海道の友人や職場の方のほうがお肌の色が白いと思います。

しかし関東に来て思うことは夏に少しだけ外出をしただけですぐに日焼けをしてしまう、ということ。

関東に来る前は日焼け止めを塗らずに生活していても日焼けすることはほぼありませんでした。

私は日焼けをしても元に戻る体質でしたが、加齢とともに色素沈着が気になるようになりました。

通勤や普段の買い物で外に出る時間は３０分もありませんが、それでも毎日のように夏場は日焼け止めを塗るようになりました。

色黒の私の夫ですら　↓　の日焼け止めを塗っていて、紫外線の強さを実感します。

北国出身の色白の皆さん、関東に住むなら日焼け止めは必須です！

日に焼けたら今までのようにもとには戻らないということを知ってほしいです。

まとめ

北海道から関東に移住して驚いたことは

• とにかく歩く、歩かざるを得ない
• 道路が狭い
• 雪が降らなくても家の中がものすごく寒い
• マンション・アパートの玄関が外にある
• 北海道の人＝舌が肥えている、と思われる
• 夏はエアコンがないと生命の危機を感じる
• 夏は日焼け止め必須

の7つです。

関東に遊びに行くのと実際住むのとでは全然感じ方が異なります。

引っ越してからすぐの頃は慣れない環境に疲弊し『来るんじゃなかった』と言っていましたが

私は今住んでいるところが好きです。

これからまた引っ越すことになると思いますが、その地域の特性をつかみその土地を愛していけたらと思います。