従業員から見たブラッククリニックの特徴

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こんにちは、無理しない主婦です。

私は転職の多い医療従事者であり、働いてきたクリニックは大体ブラッククリニックです。

無理しない主婦
無理しない主婦

ブラッククリニックとは安月給、セクハラパワハラあり、経営難のヤバいクリニックです

患者として病院にかかっても医師や看護師が親切に接してくれてさえいれば

善良な一般市民
善良な一般市民

このクリニックの経営は大丈夫なのかしら?

とはなかなかならないと思います。

(よほど患者が少ない、施設の設備が劣化していたらわかるかもしれません)

経営のヤバさは患者さん側からはわからないのです。

そこで従業員目線で「このクリニック経営赤字じゃない?」と思ってしまう特徴を書いていこうと思います。

こんなかたにオススメの記事です

  • 中途でクリニックや病院に転職する予定の方
  • 自分が勤めているクリニックに対して不信感がある方
  • ブラッククリニックとはどんな施設なのか知りたい方
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経営がヤバいクリニックの特徴

給料の支払いが遅れる

仕事はやりたくなくても給料日は非常に待ち遠しいですよね。

給料日の朝に院長から職員全員に「給料の支払いが数日遅れます」の連絡がありました。

最初は「今回はたまたまなのかな」と思っていましたが、支払いの遅れはその後も何度も続きました。

職員同士で「ここの経営やばくない?」となり、経営事情に詳しい職員に聞いたところ

自転車操業の状態であることを知りました。

経営陣は従業員に経営がヤバいことをひた隠しにします。

なぜなら経営がヤバいことを従業員が知ると離れていくからです。

給料の支払いが何度も遅れるような職場で経営がうまくいっているクリニックはおそらく存在しません。

経営がヤバい≒給料の支払いの遅れだと思っておきましょう。

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昇給がなくなる

ブラッククリニックだと思っていても入職したころは正職員全員に昇給がありました。

額面は少ないですが、昇給があると少しはやる気が出るものです。

しかしある年から正職員全員の昇給がなくなりました。

職業手当なるものがありましたが、その額が微妙に上がりましたが手当の額が増えてもボーナスは増えません。

今まであったもの(昇給)がなくなる、それは経営の悪化が原因です。

さらに言えば元々給料が安い職場なので、昇給がなくなることが非常に痛かったです。

安月給で昇給が急になくなった職場は要注意です。

設備投資する余裕がない

私は仕事で高価な機械を使って検査をしています。

機械なので壊れて新しいものに買い替えたり、修理をして使ったりしています。

院長に「今使っている機械が古くて業者から新しいものを買ってほしいと言われた」と伝えました。

すると「あ~うん…考えとくね」とあいまいな返事をされ、その後新しく購入する予定は一切なし。

そうです、機械を買い替える余裕なんてこのクリニックにはなかったのです。

新しいものを買う余裕がなくて検査ができなくなった、修理を依頼する際に院長の許可がいる(あまりにも高い修理費だと払えない)といったことがありました。

設備投資のできないクリニックの将来には退化しかありません。

そういったクリニックに未来はないので次の職場を考えたほうがいいかもしれません。

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過度の節約を強いられる

どこの職場でも節電や裏紙を使うなど、資源を大切に使う行為は通常行われていると思います。

しかし、クリニックの経営が悪くなるにつれて過度の節約を従業員に強制します。

節電といった手軽にできるものから、医療従事者として信じられないような節約も存在します。

ディスポの物品を何度も使う

本来一度使ったら捨てるもの(ディスポーザブルの物品)を滅菌して再利用しているとんでもないクリニックがありました。

私の部署ではなかったのですが、医療業界において患者さんに直接触れている物品を再利用していることにドン引きでした。

ディスポの再利用を見て「こんなところで働きたくない」と新しく入ってきた職員は数日で退職するのを何度も見ました。

患者さんから物品のお金はいただいているにも関わらず、どんだけケチなんだよ…と思います。

またB型肝炎のように、昔はなかった病気が今後見つかる可能性はあります。

患者さんの体のことを考えないクリニックは医療人失格、辞めた方がいいです。

節約方法を職員に考えさせる

「経費節減のためにみんなで案を出してください」

ある経営陣から職員全員にこういった連絡がありました。

無理しない主婦
無理しない主婦

普段から節約しているし、これ以上どうしろっていうの…

裏紙を使う(たぶんどこでもやってる)、バックヤードの空調を切る、制服や靴は自分で買う、使っている物品を一番安いものにする

考えてはみたものの、実際に行動に移したいかと言えば全くそうではない。

貧すれば鈍するといった言葉があるように、節約することで効率が落ちて経営悪化につながると私は思っていますがどうなんでしょう。

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職場の飲み会や行事がなくなる

行事として休みの日にクリニックの従業員全員でBBQをしたり、忘年会新年会歓送迎会などの飲み会を職場として行っていました。

その行事は職場からお金が出ていたので、私はほとんどの行事に参加し他部署の人と親睦を深めていました。

しかし、そういった行事はある年から突然中止になります。

中止の理由は「行事をやるほどの余裕がない」からです。

とあるクリニックの経営コンサルタントの方から院長にこう告げたそうです。

「お金に余裕がありません。飲み会や遠方の地への出張(学会や勉強会)は今後禁止です。」

毎年行っていた行事が突然中止になったら、経営がヤバいんだなと思いましょう。

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経営がヤバいクリニックは閑古鳥が鳴いているのか?

私が今まで勤めたブラッククリニックは非常に忙しかったです。

ブラッククリニックでも毎日のように患者さんはたくさんいらっしゃるし、職員は毎日残業でした。

(そして残業代は出たり出なかったりした)

患者さんは多い、立地はいい、知名度もある。

それでいて経営がヤバいのは、院長や経営陣の経営手法が間違っているんだと思います。

例えば院長は医者ではあるけれども経営者ではない。

経営のプロが院長のそばについていないと、どんなに儲かっていても変なところで支出が多ければ赤字になってしまいます。

①経営陣の中にただの院長や理事長の太鼓持ち(経営よりも自分の保身しか考えていない人)がいる

②院長や理事長が経営陣のいうことを一切聞かない

こういったことも経営赤字につながります。

転職をする際に患者さんの評判が良くてもクリニックの経営状態までは把握できないので、いいクリニックに入職できるかは運だと思います。

入職してから「このクリニックは経営大丈夫なのか?」を注意深く観察しましょう。

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まとめ

経営がヤバいクリニックの特徴としては

  • 給料の支払いが遅れる
  • 昇給がなくなる
  • 設備投資の余裕なし
  • 過度な節約の強制
  • 行事の中止

こういったものがあげられます。

また、一見患者さんが多くて口コミがいいクリニックでも経営状態がいいとは限りません。

実際に入職してみないと経営のことはわからないので、経営がヤバいクリニックの特徴を頭に入れて注意深く観察しましょう。

ある日突然クリニックが閉院になったところをいくつか見てきました。

自分の収入がなくならないように、クリニックの経営を気にしながら今後も勤めていきましょう。

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